GODAC(国際海洋環境情報センター)イベント潜入レポ

イベント

沖縄県名護市にあるGODAC(国際海洋環境情報センター)という施設をご存知でしょうか。何やらお堅い名前ですが、定期的に開催される体験型イベントでは子ども達は大はしゃぎ。家族サービスにいかがでしょうか。

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GODAC(国際環境情報センター)とは

GODACは、JAMSTECのさまざまな研究データを集積・発信する情報発信拠点として、また、青少年の人材育成や地域貢献を目的に、海洋科学技術理解増進活動を推進する地域密着拠点として、さまざまな活動を展開しています。

出典:GODAC公式サイト

海洋研究の情報が詰まった施設のようです。『海洋』と聞けば海岸際にありそうなイメージですが、やや内陸側にあります。

GODAC概要

  • 住所:沖縄県名護市字豊原224-3
  • 公式:http://www.godac.jp/index.html
  • 料金:無料
  • 開館時間:9:30~17:30(月曜日、祝日、年末年始は休み)
  • 所要時間:1時間~3時間
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GODACのイベントに参加しよう

月1~2回の頻度で主に子ども向けにイベントを開催しています。イベントを通して海洋汚染や海の生物、研究設備について学ぶことができます。

イベントのスケジュールについては公式サイトに出ていますのでご参照ください。

今回、『GODAC施設一般公開2018』に参加したのでその様子をお伝えします。

GODAC施設一般公開2018

10:15頃GODACに到着。10:00スタートですが既に来場者の姿が多数ありました。

ゴーダックラボではマリンデブリを使ったストラップ作り体験が人気。子ども達が真剣にピンセットを用いてマリンデブリ(主にプラスチック片)を小瓶に詰めていました。このマリンデブリ、スタッフが泡瀬の海岸で集めてきたそうですよ。その隣ではサメやエイの標本に直に触れることができました。

ペッパー君の海洋クイズや海洋調査船の展示もありました。ペッパー君は子ども達の人気者。行列ができる場面もありました。

サメやイカ(ダイオウイカ?)の巨大な模型。怖がる子もいました。

しんかい6500のコックピット体験。実際のサイズの1.5倍とのこと。現役パイロットの方の説明を受けながらあちこちボタンを押したりつついたり、子ども達は興味津々。

海洋資源の展示。マンガンノジュールとチムニーの断面。琉球列島の西側の海洋底は火山活動が活発で多数のチムニーが見られるそうです。チムニーは硫黄の臭いを放っていました。

今回のイベント目玉のひとつ。ROV(水中カメラロボット)の操縦体験。お隣のプールにROVを泳がせ、その脇で実際に操縦するというもの。子ども達の行列ができていました。

単純に操縦するだけでなく、スタッフから「プールの底に張ってあるマリンデブリの写真を眺めよう」とミッションを与えられます。慣れない操縦桿(スティック)をぎこちなく動かし、何のゴミの写真なのか言い当てることができるとオリジナルカードがもらえます。

今回体験させていただいたROVは水深150mまで潜れるそうです。機器本体は20kgオーバー。その他ケーブルやモニターコントローラーを含めるとやや大掛かりな機材です。スタッフの皆様準備、運営ありがとうございました。

その他にもサメの解剖実験やマリンデブリの発見された位置図の展示など、盛りだくさんでした。

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まとめ

気軽に海洋科学技術に触れることのできるGODACイベント。海底資源の展示や深海6500のコックピット展示など海のロマンを感じさせます。体験型のイベントでは子ども達は大はしゃぎ間違いなし。お子さんの知的好奇心の刺激に是非足を運んでみてください。

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番外編

同時開催されていた久辺テクノフェスタも楽しんできました。スタンプラリーにチャレンジし周辺の施設を6箇所回り、ヘトヘト。結局滞在時間5時間。子ども達のパワーについていくのは大変ですね。周辺の歩道には芸術作品が展示されていました。なぜここにあるのかは謎です。

 

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