職場のパソコン(Window10、Excel2010)でエクセルを起動し、文字入力をしようとしたところ、突然エクセルが落ちてしまいました。
何度も起動して文字入力を試みましたがダメ。途方に暮れてしまいましたが、なんとか自力復旧できました。原因はWindows Updateにあったようです。
下記に復旧までの様子をまとめました。同じ症状でお悩みの方の参考になれば幸いです。
具体的な症状
例えば下の写真のように“さ”と入力しようと”sa”とタイプするとエクセルが落ちます。shiやsu、se、soでも同じ症状。数字の入力は問題なく行えます。
エクセルの落ち方が不思議で、スイッチを切ったようなパチッと落ちる感じ。通常のエラーなら“予期せぬ何とか・・・”というメッセージが出ると思いますが、それもなし。ほんと突然消えます。
何度もチャレンジしましたが、結果はご覧のとおり自動保存のメッセージが蓄積。
考えられる原因
さっそくグーグル先生に尋ねると、
- エクセルもしくはオフィスの破損
- IMEの変換エラー
- アドインのエラー
- 不要なオプション設定
- ・・・
などがヒットしました。
”文字を入力して落ちる”と言っても、それぞれ症状が微妙に違っているようです。特定の文字変換の時に落ちる場合や落ちたり落ちなかったり落ちるタイミングが不安定な場合であったりと様々。
症状が近いものを手当たり次第試しましたが改善されず。
とりあえずおやつタイム。リラックスしていると思いだしたことが。
そういえば今日、Windowsの自動更新がされたような気がする。早速チェックしてみると、
Microsoft Excel 2010(KB4461627)32ビット版の更新プログラム
2019/01/05に正しくインストールされました
案の定、エクセルの更新がありました。
これが一番怪しい!ということで復旧作業へ。
復旧作業
難しいことはなく、Windows Updateにより更新されたファイルをアンインストールするだけです。
手順は以下のとおり。
Microsoft Excel 2010(KB4461627)を探し出してクリック。
そしてアンインストール!
アンインストールに5分ほど要しました。ゲージが9割を超えてからが長く、フリーズしたかと思うほど。
結果は、
無事に文字入力できました!
終わりに
Windows UpdateはOSやMicrosoft関連のソフトウェアを最新の状態に保ち、より安全で快適に利用できるようにするためのものと認識していますが、時々不具合が発生します。
ユーザーの使用環境は様々。
なので世界中のユーザー全員に不具合のない更新パッチを配布するのは現実的には不可能に近いと思います。
ですが、希望としては不具合はゼロにして欲しいですね。
おまけ
上述した“考えられる原因”の
- エクセルもしくはオフィスの破損
- IMEの変換エラー
についての手順を紹介します。今回は効果はありませんでしたが、今後のために備忘録として記しておきます。
エクセルもしくはオフィスの破損の修復方法
設定
→アプリと機能
→Microsoft Office home and Business 2010
→変更
の順でクリック。
修復→続行でOK。
以上で修復完了。
IMEの変換エラーの修復方法
画面右下のIME→オプション
の順でクリック。
詳細設定→修復をクリック。
以上で修復完了。
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