【沖縄生活】ヤモリの害と対策あれこれ。

沖縄

沖縄生活の難点は生物共存。今回は『ヤモリ』のお話。

爬虫類や昆虫などが苦手な人にとって、生活圏のごく近距離まで侵入するヤモリは天敵。あのクネクネした感じが生理的に受け付けず、遭遇すると背筋が凍るほど。

そんなヤモリ嫌いの私が『ヤモリ』対策を中心にまとめてみました。参考になれば幸いです^^

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ヤモリの害

一般的に、ヤモリは人には無害とされています。

しかしながら、体長も大きいものだと10センチ程度に成長し、間違っても「かわいい」とは言えません(爬虫類が大好きな人は除く^^;)。

生物ですから食べると当然ウンチをします。家の中に勝手に入ってきて、勝手にウンチをするとなると、いくら人に無害と言っても嫌だと思いませんか?

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ヤモリ対策

ヤモリはある程度の対策をすれば家の中に入ってくる確率が格段に下がります。ヤモリの対策についてまとめてみました。

ヤモリ対策1:家の中への侵入を防ぐ

当然ながら家に入れなければ万事オッケー。ということで対策を3つ紹介。

①窓の開閉は全開or完全に閉める、のどちらかにする

ご存知のとおり、ヤモリってほんのちょっとの隙間から入ってきます。

窓を中途半端に開けておくと、パッキン位置の関係上、窓と窓の間に隙間が出来ますよね?その隙間案外大きく、ヤモリにとってはまったく障害になりません。

すらすら入ってきます。なので、窓は全開にする(もちろん網戸はします)もしくは、しっかり閉めて中途半端な隙間を作らないようします。

なお、窓を閉めるときは軽く「コンコン」と叩いてヤモリを追い払うと窓と窓の隙間に潜んでいたヤモリを追い出せるので効果的です。

②こまめな掃除を心がける

きれいな部屋にはヤモリはやってきません。

なぜならヤモリは虫を食べるので、家の中に餌となる虫がいなければヤモリは入ってきませんよね。

掃除道具は一般的な掃除機とクイックルワイパーですが、隅々まできれいにします。

なお、特に台所周り。食後は食器を長時間放置せず、なるべく早く洗う。当然、台所の生ごみは毎回必ずビニール袋に2重に入れてゴミ箱に捨てます(蓋つきのごみ箱です)。特に夜はそのまま洗わないでいると、ゴキブリも来ますしね。

また、食べたものを床に落とした時は、即拭き取り消毒します。

ちょっとやり過ぎかな?って思いますが、ヤモリに侵入される恐怖を考えたら安いもの。

③ハッカオイルを垂らす

ハッカ油がヤモリにも効くらしいです(あくまで“らしい”です)。

時々玄関や窓の側にオイルを垂らしています。効果のほどは正直わかりません。

ほんの少しでも効果があるならオッケー。

ヤモリ対策2:家の中に侵入した場合

①捕獲する

家の中にヤモリの侵入を許してしまった場合には、捕獲以外に手はありません。ヤモリはそう簡単には出て行ってくれません。

なので網でさっと捕まえて追い出すか、トラップを仕掛けるか。

そもそもヤモリ嫌いの人間には網で捕まえるのは無理があります。そこで活躍するのが「ゴキブリホイホイ」。

ヤモリが通りそうなところにゴキブリホイホイを設置します。すると数日でホイホイされます。

しかしこのゴキブリホイホイ作戦はヤモリ嫌いを理解してくれない人々には不評です。「可哀想だ」だと。そんなこと言ってられません><

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ヤモリあれこれ(ヤモリを知って対策を考える)

ヤモリの生態

ヤモリは夜行性です。

日中見かけるヤモリはやや鈍くさい感じがしますが、夜は別。かなり素早いです。

静かに走りますが、本棚の後ろや冷蔵庫の後ろなどの閉鎖された環境ではバタバタと音を立てて移動することがあるようです。

ヤモリが食べるもの

ヤモリは自分より小さな虫を食べます。それも死んだ虫はダメ。生きている虫を食するそうですよ。

ヤモリの鳴き声

ヤモリは「きききー」や「きゃきゃ」って鳴きます。結構大きな声です。

鳴く理由としては、縄張りの主張と求愛の2パターンがあるようです。

鳴かなければ気付かないのに、彼らは鳴くから困りもの。

ヤモリのうんち

小さな棒状。長さ1センチ程度、直径2ミリ程度。ほぼ黒色で端の一部のみ白いのが特徴的。これがたくさん落ちている場所は要注意。その上にはヤモリさんが潜んできます。

ヤモリの実害

ヤモリは基本的には無害。

ですが、家電等の電子機器を故障させます。有名なのがエアコンの室外機の故障。基盤部分に入り込んで電子回路をショートさせます。そのため、沖縄仕様のエアコンにはヤモリ対策がされています。

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番外編 ヤモリさんとドライブ!

車の荷物を家の中に持ってきたら、その荷物から「するするっ」とヤモリが!車に乗っているときは全く気が付かず、どうやらヤモリとドライブしたようです。思い返すだけでぞっとします。

荷物から出てきたヤモリを見たときは、「車にいた?一緒にドライブした?えーーー!なんでーーー!」と、かなりショックでした。

ヤモリが車にいた原因は思い当たる節があります。

車の中で飲食した際、子ども達がボロボロ食べ物をこぼしていました。なので、そのこぼした食べ物につられて虫が来て、その虫を食べにヤモリが車に侵入したのではないかと思います。

それ以来、我が家では「車の中で飲食は禁止(水、お茶を除く)!」というルールを決めました。

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最後に

『ヤモリ』なんて気にしないよ?という人が大多数かと思います。

沖縄の人は「家を守ってくれるから気にしなくていいよ」と言います。

ですが、ヤモリが苦手な人はごく少数ですがいるようです。

この記事を読んで共感していただけたら幸いです。

そうそう、先日知人から「小さなヤモリが天井から落ちてきた」という話を聞ききました。天井からヤモリって怖すぎませんか?沖縄の生物共存生活は精神がタフでなければやってきません。

ちなみにその知人のお部屋は4階。ヤモリは階数を選ばないようです。

沖縄に住んでいると何処にでもいるヤモリ、これからも窓の開閉に気を付けつつ、毎日掃除をがんばります!

沖縄生活
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