お子さんの自宅学習にどのような教材を使えばいいか悩んでいませんか?
種類も多く、買いに行く時間もないし、お金もかかる。
そんな悩みを解決するのが、これ↓
『無料のダウンロード教材』
今回は、小学生、中学生向けの無料ダウンロード教材についてまとめてみました。
どんな教材を選んでいいかわからない、書店に買いに行くのが面倒、できる限り格安で!という方は是非ご覧ください。
1.都道府県公式サイトによる無料ダウンロード教材
まず最初に紹介するのは各都道府県から配布されているダウンロード教材です。
都道府県の公式サイトに無料ダウンロード教材があるんです!知っていましたか?
さすがは公的機関。どれもおすすめ教材ばかりです。
現在、15都道府県と市(漏れがあったらごめんなさい^^;)が教材を無料配布しているようです。その中で特におすすめの教材を3つ紹介します。
①東京ベーシック・ドリル(東京都教育委員会)
ダウンロード形式:PDF
内容:
- 小学校の国語(1・2・3・4・5・6年)
- 小学校の算数(1・2・3・4・5・6年)
- 小学校の理科(3、4年、及び実験)
- 小学校の社会(内容は地図と発展)
- 中学校の数学(1年)
- 中学校の英語(1年)
特徴:
その名の通り、基礎的・基本的は内容を繰り返し学習できるようにまとめられたドリル。
例えば、小学一年生の国語は「漢字」と「言語」の分野に分けられつつ、一枚あたりの問題数が少ないのでストレスなく取り組むことができます。
算数は、学年毎に「診断シート」「解説シート」「練習シート」があり、弱点克服の反復学習に使えます。
「診断シートA」⇒「解説シート」⇒「練習シート」⇒「診断シートB」の順で使用すると効果的ですよ。
②やまぐち学習支援プログラム(山口県教育委員会)
ダウンロード形式:PDF
内容:
- 小学校の国語(1・2・3・4・5・6年)
- 小学校の算数(1・2・3・4・5・6年)
- 小学校の理科(3・4・5・6年)
- 小学校の社会(3・4・5・6年)
- 中学校の国語(1・2・3年)
- 中学校の数学(1・2・3年)
- 中学校の英語(1・2・3年)
- 中学生の理科(1・2・3年)
- 中学生の社会(1・2・3年)
特徴:
なんと、小学生、中学生に必要な教科が全て揃っています。
ダウンロード教材は2種類。
基本的な学習内容を確認、理解するための「やまぐちっこ学習プリント」、“考える”ことを目的に作られた「みんなでチャレンジ学習プリント」の二つ。
「やまぐちっこ学習プリント」はステップ1からステップ4まで4段階の難易度に分けられていてお子様の理解度に合わせて取り組めます。
③ みやぎ単元問題ライブラリー宮城県教育員会
ダウンロード形式:PDF
内容:
- 小学校の国語(1・2・3・4・5・6年 )
- 小学校の算数(1・2・3・4・5・6年)
- 中学校の国語(1・2・3年 )
- 中学校の数学(1・2・3年)
特徴:
難易度別に国語は2段階、算数は3段階の問題が用意されていて、理解度に合わせてチャレンジできることが特徴です。
小学4年、5年、6年の算数にはウィークポイント補充問題が用意されており、苦手科目対策にグッドです。
④他の都道府県
他の都道府県の問題はタイトルのみ紹介させてください。
気になるタイトルがあれば都道府県とタイトル名を入れてググってくださいね。検索上位に表示されます。
「 チャレンジテスト 」北海道教育委員会
「活用問題」岩手県教育委員会
「学力向上ワークシート」埼玉県東部教育事務所
「とちぎの子どもの基礎・基本 問題事例集」栃木県教育委員会
「ちばっ子チャレンジ100」千葉県教育委員会
「力だめしミニプリント」大阪府
「算数の学期末評価問題・補充問題」岐阜県総合教育センター
「課題集」岡山県義務教育課
「とりっこドリル」鳥取県教育センター
「学習プリント」佐賀県教育センター
「大東学び合いネット」 大東市教育委員会
「チャレンジシート」北九州市
2.その他の無料ダウンロード教材
都道府県サイト以外にも無料ダウンロードできる教材はもちろんあります。おすすめトップ5のご紹介。
①「漢字ドリルのJAKKA、漢字練習PDFプリントのダウンロード」
出典:漢字ドリルのJAKKA(合資会社アルファ Alpha.Inc アルファコンピューター)
特徴:
小学1年生から6年生までの学年別の漢字に対応しています。漢字メインですが、他にひらがなやカタカナ、数字や漢数字、地名漢字、アルファベットと英単語のドリルもあります。
注意点:
個人・家庭内での利用に限り無料です。学校や学習塾で使用する場合は有料なので、注意してください。
②「PDF算数・計算ドリルの算願算数と計算問題の無料ダウンロード」
出典:算願(合資会社アルファAlpha.Inc アルファコンピューター)
特徴:
なんと!小学1年生から中学3年生まで100万ページ以上の算数、計算プリントが無料でダウンロード出来ます。
注意点:
個人・家庭内での利用に限り無料です。学校や学習塾で使用する場合は有料なのでご注意を。また、ドリルによっては解答が画面確認のみというものがあります。
③「プリント学習サークル」
出典:プリント学習サークル
特徴:
最近小学生に人気の漢検・数検に対応するための「漢字プリント」と「計算プリント」がPDF形式でダウンロードできます。
注意点:
特にありません。完全無料で利用出来ます。
④「小学生の無料学習・教材プリント ちびむすドリル」
出典:株式会社パディンハウス
特徴:
幼児から中学生までの知育学習プリントやカレンダーが満載。
他の教材にはない「音楽」が学習できます。
「音名・音符・休符・記号・調号・音程」の基礎知識をまとめたプリントやフラッシュカードといった教材があり、音楽が苦手な男の子には特におすすめ。
教材の他に幼児向けの歯磨き動画やなぞなぞ、クイズもあり、飽きっぽいお子さんには最適。
また、栄光ゼミナールや増進堂・受験研究社とのコラボ教材などもあり充実したサイトとなっています。
注意点:
非商用(個人学習や、学校での授業など)で使用する場合は無料。商用利用の場合は有料です。
⑤「算数・数学 思考力検定」の無料ダウンロードの問題及び解答
出典:IML国際算数・数学能力検定協会
特徴:
算数・数学の「思考力」の程度を知るための検定問題で、小学1~2年生程度の10級から、中学1年生程度の5級までの確認テスト問題及び解答がダウンロードできます。
『算数・数学 思考力検定』は、IML国際算数・数学能力検定協会が運営。物事を論理的に考え解決することや新しいものを発見したり創造する力「思考力」を育むことを目的とした検定です。
≪おまけ≫「実用数学技能検定」過去問と解答。
出典元:公益財団法人日本数学検定協会
特徴:
実用数学技能検定の過去問題と解答がダウンロードできます。
大学程度の1級から中学1年生程度の5級までの「数学検定」と小学6年生程度の6級から小学1年生程度の11級までの「算数検定」があります。
『実用数学技能検定』は民間資格ですが文部科学省が後援しています。
そのため級によっては高等学校卒業程度認定試験(旧「大検」)」の「数学」の試験免除、入試優遇制度、単位認定制度を受けることができます。
3.無料ダウンロード教材のメリット
さて、ここまでたくさんのダウンロード教材を紹介してきました。
わざわざダウンロードして使う教材のメリットってなんでしょうか?
第一に、手軽に勉強する教材が手に入ることですよね。
第二に、時間と経費の削減が挙げられます。
市販の教材では内容確認のため、書店などに足を運ぶ必要があります。
しかし、ダウンロード教材は自宅にいながらPC画面上で内容を確認し、かつ必要な箇所だけ印刷が出来るので、教材を買いに行く手間が省けるし、印刷代だけで済みます。
4.無料ダウンロード教材のデメリット
ここまでいいことばかり書いてきましたが、もちろんデメリットもあります。
PCを使いなれていない場合、印刷作業に思いのほか時間や手間を取られることがあります。
また、カラー教材の場合、思いの外インク代がかかります。節約のために白黒で出力すると地味。市販のカラー教材と比べるとお子さんの食い付きが若干悪くなるかもしれません。
結局どちらの一長一短あります。なので、市販の教材とダウンロード教材、両方をうまく使い分け出来ると良いですよね。
5.最後に
無料でダウンロードできる教材でもしっかり学習できそうです。しかも種類も数も豊富!
子どもの個性(理解度)に合わせて教材を選ぶことができるので非常に有用だと思います。
ただ、多くの教材があるので、子どものレベルに合わせるのが難しい場合もあるかもしれません。
あまり難しい問題を与え過ぎるとやる気を阻害します。
結局は、市販の教材と同じように親が見極め上手になる必要があるのかなと思います。
皆さまの参考になれば幸いです。
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